※企画当時のコンセプト
「本」「読書空間」にまつわる自転車屋台を制作し、本をきっかけに仮設的な滞留空間をつくる実証実験を行います。
【企画コンセプト】
「新たなパブリックスペースの可能性を探る」
可動式のチャリ屋台を通じ、地域の共用空間に仮設的な新しいコミュニケーション空間をつくります。また、地域で活動をしている学生がそれぞれのやりたいことに焦点をあててコラボ開催することで、地域の若者がまちを訪れるきっかけをつくります。
【企画の目的】
商店街は生活の場であるため、いつものルーティンとして訪れる人も多いです。それゆえに、同じ関わり方になってしまいがちな側面があります。自転車屋台にのって商品が一緒に商店街を移動することで、固定化されつつある関わり合いに動きを与え、今まで知らなかった商品を見つけたり、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけを作り出すことを目的とします。
また、定期的に実施されるようになれば、新規参入の前の仮出店という形で屋台を利用し、新しい店舗の誘致にも活用することが期待できます。
チャリ屋台
自主企画
実施年月:2021年12月〜2022年3月
主要材料:自転車、木材
企画協力:下町編集室OKASHI、軽トラキャンパーハイジ、高橋健、三の輪銀座商店街振興組合
実施地域:東京都荒川区 ジョイフル三の輪商店街