まどゐ荘の-まどゐ-には二つの意味がある。
一つ目は-惑う-場であること、もう一つは-円居-
-団居-の場であることだ。二つの言葉をこの場に反映した。

入口付近の小上がりの畳の場や、外から中まで蛇行しながら繋がる椅子は、訪れる人にとって多様な円居の場となるように、また、道行く人々に気楽に訪れてもらえるようにと考えた。

円居、惑いの場は四角い机の上では起こりえないように思う。
机や家具を円や不揃いな曲線にすることで、少し不思議な円居と惑いができるのではないだろうか。

まどゐ荘の-荘-の文字には次のような意味がある
-厳かであること、村郷、田舎にある仮の住まい、中世貴族や社寺の私有地-
この場所がどこか厳かで重層感のある場でありながら、第二の住まいのように気楽に立ち寄れる場となることを願う。

住所
〒116-0011 東京都荒川区西尾久2丁目15−5
Instagram: @madoiso_
まどゐ荘 内装デザイン・設計施工
内装改修及び施工協力
実施年月:2022年8月〜10月
主要材料:木材
依頼主:株式会社シーキューブ、まどゐ荘
制作協力:まどゐ荘
施工協力:高橋さん、まどゐ荘

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